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金沢・白山・津幡地域の6市町で解体に使える補助金

6市町の補助を、使える人の条件と手続きの順番で比べました。

6市町のうち、解体を対象にした補助があるのは、金沢市・津幡町・かほく市の3つです。

どれも対象は、市町が「危険」と判定した空き家で、相談や申請を工事の前に済ませる決まりです。住んでいる家や、状態のよい空き家の解体には向きません。

白山市と野々市市は、解体を対象にした補助を確認できませんでした。内灘町は、空き家の売買や賃貸の契約を前提にした別の型です。

このページは、各市町の公式ページと要綱の記載をまとめたものです(2026年10月20日確認)。補助は年度ごとの予算で動くため、申請の前に必ず窓口でご確認ください。

6市町の補助を並べると

市町 制度名 補助額 対象の判定 申請の時期 主な条件
金沢市 危険空き家等除却費補助金 1/2・上限50万円(協定区域・狭小地・無接道地は70万円)※令和7年度の要綱 市が「危険空き家等」と判定(評点45点以上)。写真で判定を受けられる 工事の契約前 写真での判定・適用除外あり。事前に建築指導課へ相談
白山市 確認できなかった(2026年10月確認) ― ― ― ―
野々市市 確認できなかった(2026年10月確認) ― ― ― ―
津幡町 危険空家除去等支援補助金 2/5・上限30万円(跡地活用ありは上限50万円) 町が判定(危険空家判定100点以上) 事前相談→交付申請→交付決定のあとに着手 跡地活用は10年以上・公益的用途
かほく市 空家等除却支援補助金 1/2・上限50万円 個人所有の老朽危険空き家 着工前 原則として市内に営業所または事務所を有する事業者に請け負わせる工事
内灘町 空き家利活用事業補助金 1/2・上限30万円(旧耐震の木造一戸建ての解体は50万円) 空き家の売買または賃貸借の契約を締結していること 工事完成後(契約から1年以内) 契約が前提

金沢市は工事契約の前、かほく市は着工の前に申請し、津幡町は事前相談のあと交付決定を受けてから着手する流れです(内灘町は完成後の申請なので、先に契約と工事の流れを窓口で確かめてください)。上限の額は、判定と事前の手続きを済ませた場合の数字です。

申請の順番 — 契約や着工の前に、窓口へ

金沢市は工事契約の前、かほく市は着工の前に申請するよう求めています。津幡町は、事前相談のあと交付決定を受けてから着手する流れです。

見積もりを取って契約してから申し込む普通の順番では、補助の流れに乗れないおそれがあります。

補助を使うときの順番は、①窓口で対象になるか確認(相談・判定)、②見積もりを取る、③申請する、④手続きが進んでから契約・工事、です。

  • 金沢市:市内の業者に限る記載はありません。建設業法の許可(土木・建築・解体)または建設リサイクル法の解体工事業者の登録が条件です
  • 津幡町:資格を証する書類の提出が要ります。町内の業者に限る記載はありません
  • かほく市:要綱に「原則として市内に営業所または事務所を有する事業者」に請け負わせる工事、とあります。解体工事業の許可または登録も条件です

ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。

市町ごとの補助

金沢市

危険空き家等除却費補助金は、令和7年度の要綱では対象経費の1/2・上限50万円です。防災まちづくり協定区域・狭小地・無接道地は上限が70万円になり、窓口は建築指導課 空き家活用室(076-220-2136)です。

対象は、市が「危険空き家等」と判定した空き家で、評点の合計が45点以上のものです。評点は基礎・外壁・柱・はり・屋根などの状態を点数にし、判定は写真で受けられるので、まず写真を持って相談する流れになります。

  • 工事の契約前に申請します。 事前に建築指導課へ相談してください
  • 令和8年度当初予算にも空き家解体費補助が計上されています。ただし、金額・条件は年度ごとに見直されることがあるため、最新は建築指導課にご確認ください
  • 適用除外:過去にこの補助で除却した同じ敷地/金沢市指定文化財・景観条例の保存対象物など/別の補助金の対象となった住宅/市税の滞納者

所有者の調査にかかった費用に、1/2・上限5万円の加算もあります。ただし、空き家解体費の補助を利用することが前提です。

出典:金沢市 危険空き家の解体(除却)に関する補助制度・危険空き家等除却費補助金交付要綱(令和7年4月1日施行)・令和8年度予算概要(2026年10月20日確認)。判定の目安と手続きは、空き家の解体に詳しく書いています。

白山市

解体を対象にした補助は、確認できませんでした(2026年10月確認)。 公式ページの「空き家に関する各種補助制度」に載っているのは、空き家バンクに登録した物件の奨励金と改修の補助で、解体の補助ではありません(下の「解体そのものの補助ではない制度」)。

解体の補助の有無は、建築住宅課の窓口でご確認ください。

出典:白山市 空き家に関する各種補助制度・空き家に関するご相談(2026年10月20日確認)

野々市市

住宅の解体を対象にした補助は、確認できませんでした(2026年10月確認)。 「住宅に関する融資・助成制度」のページで除却に当たる制度は、危険ブロック塀のものだけでした。

窓口は建築住宅課です。道路に面する危険ブロック塀の除却の補助はありますが、塀の補助で、住宅の解体費は対象になりません(下の「解体そのものの補助ではない制度」)。

出典:野々市市 住宅に関する融資・助成制度(2026年10月20日確認)

津幡町

危険空家除去等支援補助金は、対象経費の2/5・上限30万円です。解体後の跡地を10年以上、公益的な用途に使う場合は上限が50万円になり、窓口は生活環境課(076-288-6701)です。

対象は、町が行う危険空家判定の結果が100点以上の空き家です。手続きは、事前相談、交付申請、交付決定の順で着手は決定のあとになり、申請には事業者の資格を証する書類が要ります。

  • 予算や受付の状況は町にご確認ください。 令和8年度の受付状況は、公式ページに載っていません
  • 判定の点数表は、公式ページでは見つかりませんでした。点数の中身は窓口でご確認ください

出典:津幡町 危険空家除去等支援補助金(2026年10月20日確認)

かほく市

空家等除却支援補助金は、対象経費の1/2・上限50万円です。予算の範囲内で交付され、窓口は防災環境対策課(076-283-7124)です。

対象は、個人が所有する老朽危険空き家で、工場・事務所・店舗は除かれます。市税の滞納がないことが条件で、着工前に申請します。

要綱は、原則として市内に営業所または事務所を有する事業者に請け負わせる工事であること、解体工事業の許可または登録を受けた者であることを求めています。

ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。

解体したあとの固定資産税については、下の「解体と固定資産税」にまとめています。

出典:かほく市 空家等除却支援補助金・交付要綱(2026年10月20日確認)

内灘町

空き家利活用事業補助金は、対象経費の1/2・上限30万円です。旧耐震の木造一戸建ての解体は上限が50万円になり、窓口は企画振興課(076-286-6727)です。

ほかの町と型が違い、空き家の売買または賃貸借の契約を結んでいることが条件です。申請は工事が終わってからで、契約から1年以内に行い、工事を請け負う事業者の条件は公式ページに書かれていません。

売却や賃貸の予定が決まっていない空き家が対象になるかどうかは、先に町の窓口でご確認ください。液状化地区の準半壊の住家には、別の助成があります(下の表)。

出典:内灘町 空き家利活用事業補助金(2026年10月20日確認)

解体と固定資産税 — かほく市の案内

解体のあとは、土地の固定資産税が変わることがあります。かほく市の税務課のページには、次の案内があります。

項目 内容
居住用の建物を取り壊したとき 住宅用地の特例から外れ、土地の税額は約3〜4倍程度に上がる
家屋の税額 取り壊すと0円になる。家屋取壊届が必要
居住用以外の建物の敷地 取り壊しても上がらない

出典:かほく市 空き家を取り壊した場合の税法上の取り扱い(2026年10月20日確認)。ほかの市町の取扱いは、各市町の税務の窓口にご確認ください。

液状化地区の準半壊の助成 — 内灘町

内灘町の準半壊住家解体費助成金は、解体費の補助とは別の制度です。

項目 内容
対象 液状化被害のあった地区(向粟崎・旭ケ丘・鶴ケ丘東・大根布の各一部、宮坂、西荒屋、室、湖西)で、罹災証明書が準半壊の住家の全部を取り壊す工事・撤去・処分
助成額 対象工事費の1/2・上限100万円。家財等の撤去は対象外
申請期限 令和10年2月29日(火曜日)
窓口 復興まちづくり推進課

併用できるかどうかは、公式ページに記載がありません。窓口でご確認ください。

出典:内灘町 準半壊住家解体費助成金(2026年10月20日確認)

被災家屋の公費解体の申請期限

能登半島地震で被害を受けた家屋の公費解体は、次のとおり、申請の期限が過ぎています(期限は各市町の公式ページの表示です)。延長や今の受付の状況は、各市町にご確認ください。

市町 申請の期限 公式ページの表示
金沢市 令和7年3月31日 「申請書の提出期限は令和7年3月31日で終了しました」
内灘町 令和7年3月31日まで 公費解体・自費解体費用の償還の申請期間は令和6年2月26日〜令和7年3月31日(ページ更新 令和7年3月7日)

出典:金沢市 被災家屋等の解体・撤去・内灘町 公費解体(2026年10月20日確認)

解体そのものの補助ではない制度

名前が似ているため、誤解しないようにご紹介します。次の制度は、住宅の解体費を出すものではありません。

市町 制度 内容
金沢市 狭小隣地等統合促進事業費補助 狭小地・無接道地の空家や空地を隣地と統合するときの、測量・登記・仲介手数料の一部(1/2・限度額30万円)
野々市市 危険ブロック塀の除却に関する補助 道路に面する危険ブロック塀の除却費(1㎡につき4,000円・限度額10万円)。住宅の解体とは別
白山市 空き家利活用奨励金・空き家改修補助 空き家バンク登録物件の成約と改修が対象

出典:各市の公式ページ(上の「市町ごとの補助」に記載。2026年10月20日確認)

補助を使えない場合も、費用を抑える方法はあります。残す物と処分する物を先に分ける、買い取れる物があれば解体費用から差し引く(対応は提携施工店によって異なります)、雪の少ない時期に工事を組む、などです。

補助を使わない場合の費用の目安

構造 規模 費用の目安(税込)
木造 30坪まで 1,171,500円〜
鉄骨造 50坪まで 2,337,500円〜
鉄筋コンクリート造 60坪まで 3,630,000円〜

※ 提携施工店の標準料金をもとにした目安です。正式な金額は現地調査のあとにお出しします。広さごとの金額と変わる条件は、金沢市の解体費用の目安をご覧ください。空き家の解体の流れは空き家の解体にまとめています。

補助の条件に当たるかも、一緒に確認します

所在地をお書きいただければ、その市町の制度と手続きの順番をお伝えします。

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よくある質問

6市町で、補助の条件はどう違いますか?

金沢市・津幡町・かほく市は、市町が判定した危険な空き家が対象です。金沢市は評点45点以上、津幡町は100点以上で、かほく市は点数基準の記載がありません。

内灘町は売買または賃貸借の契約が前提で、申請は工事のあとです。白山市と野々市市は、解体を対象にした補助を確認できませんでした(2026年10月確認)。

契約してから申請しても、補助は受けられますか?

契約を済ませてから申請すると、補助を受けられないおそれがあります。金沢市は工事契約の前、かほく市は着工の前に申請を求め、津幡町は事前相談のあと交付決定を受けてから着手する流れです。

契約と着工は、手続きの順番を窓口で確かめてからにしてください。

解体すると固定資産税が上がると聞きましたが?

かほく市の税務課のページでは、居住用の建物を取り壊すと住宅用地の特例から外れ、土地の税額は約3〜4倍程度に上がると案内されています。家屋の税額は0円になります。

ほかの市町の取扱いは、各市町の税務の窓口にご確認ください。

被災した家の解体の支援は、今も受け付けていますか?

公費解体は、金沢市・内灘町とも申請の期限が令和7年3月31日です(2026年10月20日確認)。内灘町の液状化地区の準半壊の助成は、申請期限が令和10年2月29日です。

対応エリア

金沢市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・内灘町

対応エリアの一覧/工事は対応エリアの提携施工店が行います。相談・見積もりは無料です。

建物の所在地と種類をお書きください。1営業日を目安に担当者からご連絡いたします。

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